オーナーへメッセージ
プロフィール
猫龍隆
猫龍隆
ブログを書くきっかけとなった飼い猫のマロンさんは、2016年5月21日13時13分に永眠しました。12年間ではありましたが幸せをありがとう。
過去記事

2007年10月05日

枝下(しだれ)用水の職業的散策

 マロンの父さんは、名古屋市瑞穂区在住ですので豪雨の時に南区がどの程度の冠水するかというのは大体わかります。自動交互揚水ポンプの設置位置をかさ上げしたり、電気の配電盤を高めにつけたりして、大阪から出てきた業者さんと違いそれなりの配慮をして賃貸マンションを作って来ました。
 本日は、豊田市の枝下用水付近を仕事がてら散策していました。雨でもないのにU字溝(ゆうじこう)の水が絶えない場所がありました。見てみると枝下用水はその場所より10m以上は高い位置にあります。たどって行きますと用水の脇のトイレもベタベタ、用水付近から水が発生している様子です。
 マンションも何十棟か作りました。水が出てくる時もありましたが、結果として居室が既存の水脈より上にあるので問題になってないだけだと思います。コンクリートだけの防水性能なんて知れていますし、染みた後に凍みたら膨張しますから一番良くないです。
 枝下用水も将来的にパイプ化されるようですが、現在の状況だと本体コンクリートの継ぎ目の部分でかなり漏水している様子です。大昔は石の護岸でしたし、既存の出来上がった地下水脈の注意はとても大切だと思います。最近、渡刈町の計画もしましたが、明治用水も敷地より高い所を流れています。見込み客さんは地下室に近いRC造で、ドライエリアも無く他社で作る様子です。小さい敷地でしたので擁壁から離した木造3Fを提案しましたがご理解頂けませんでした。


緑区の入居状況:経済がすべてを解決します。
 名古屋市内だからと思っていましたが、交通の便の悪い所(&日当たりの悪い所)は入居率が良くないですね。Qさんが地方都市の発展はもはや不可能という主旨の記事を書かれていました。シャッターが閉まってばかりの町並みとかは、工場の海外生産が広がり改善が不可能のようです。名古屋近辺の事しか分かりませんが、地下鉄沿線ならOKで、中途半端ならトヨタ関連会社近くの周辺市町村の方がよほど安心です。銀行もこのあたりの資産家に貸す金利はすばらしく低利です。
 1時間100ミリの雨も珍しくなくなると思います。漏水とか水がらみは、とても情けない事態ですね。構造は今時しっかりしています。基本的な物事の考え方の判断、例えば水抜き穴一つでも結露防止になります。
 先日、白色のプラスチックプランターの水仙が水浸しでした。プランターの水抜き穴が詰まっていただけで、棒を突っ込めば直りました。ベランダ前の土でも同じ事態は発生します。

この記事へのトラックバックURL

※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい