銅製の雨樋は素敵です。
勝手口の天井が本物の網代模様:竹、葦、檜などの薄板を互い違いにくぐらせて編んだもの
勝手口の正面にこの細工
床は楓の無垢材
和室(書院付き)
和室の照明付き天井
廊下の天井
解体すればタダのゴミなんですが、それにしても素敵でした。
居酒屋さんの内装材、三分の二ぐらいの雰囲気がある部分を残して高級美容院とか色々考えています。
柱は柾目ですし、当時はこの一家の文字通り
家宝だった家だそうです。
雑巾の向きとか掃除の仕方も決まりがあり、何人かのお手伝いさんがクビになったそうです。
日本の昭和初期の家は、このように
法事とか来客のもてなしをメインに間取りが作られました。
今は車社会になり、皆さん車で来ますから法事でも駐車場が自宅で確保もできませんし、何年かに一度の事より、
毎日の生活の生活し易さ&掃除のし易さで間取り&建具が決められます。