以前も、会社倒産のエントリーを書きましたが破綻する不動産会社には共通のサインがあるのですね。
不動産流動化は現代版のビル転がしですが、危ない不動産会社は、(1)不動産流動化とマンション分譲が主力事業(2)棚卸し資産(仕込んだマンションやらがまだ顧客に渡っていない売れ残り)が急増している(3)営業CFがマイナス−といったことが重なっている会社ということになります。
今日も大地主さんのところに行きましたが、お持ちの大型店舗が来春退去、大口駐車場の解約だけでも年収が1000万円ダウンだそうです。地主さんも一見幸せそうに見えますが、税金とか出て行く金もケタ違いです。
父親譲りの土地の総面積を減らしてないのが自慢ですから、生活は私達庶民とそれほどは大差ありません。下手をすると袖口が破れていたりとか一段と地味なのです。土地でも売って遊んでとか一瞬思いますが、そんな方ならとっくの昔に建物をゴロゴロ作らされ借金まみれ、女とか再婚相手に騙されてとかそんな話も幾らでもありますし、身の丈にあった財産しか残らないのはお互い様です。