説明書を読んでいても実感がなく、早い話で実際に取引すれば何となく分かる部分が増えました。
ニュースなどで、「10時現在ロンドン市場でドル円は115円20銭から30銭の間で取引されています。」という表現が使われております。これは、「今なら115円20銭で買いますよ、115円30銭で売りますよ。」という、銀行が取引に応じる値段を提示しています。私からみると「115円20銭が売り、115円30銭が買いのレート」ということになります。
米ドル/円だと、「1取引単位」が「1万米ドル」です。この取引に必要な最低証拠金額が5万円です。保有建玉の損失が一定水準になった場合、自動的に取引が決済されます。これは、損失がさらに拡大することを防ぐためのストップロス制度です。追加の証拠金振り替えが無いまま、50%以下になると、全建玉の反対売買を行い、自動的に差金決済されますが証拠金維持率はいつも表示されるので確認できます。115円は悪い水準ではなく、円高の場合は余裕資金でしのぎます。万が一すごい円高なら、まだ他の財布でいくらでも対応できますし、後日楽しみが増えるだけです。
指値の注文もクリスマス前までに、114.60円で入れてあります。車の運転と同じで、「だろう運転でなく、かもしれない運転」が大切ですね。昨日のQさんのコラムで「株で儲かるのは2割の人だけ」とい記事がありました。原因は自分の欲望をコントロールできない人の方がずっと多いからだそうです。