オーナーへメッセージ
プロフィール
猫龍隆
猫龍隆
ブログを書くきっかけとなった飼い猫のマロンさんは、2016年5月21日13時13分に永眠しました。12年間ではありましたが幸せをありがとう。
過去記事

2008年08月15日

昭和5年の不況

マロンの婆ちゃん(瑞穂のやばいばあちゃん)は昭和5年生まれなんですが、前述の地誌を読んでいたら凄い時代なんですね。

婆ちゃんは海部郡の豊かな濃尾平野で生まれましたから食い物には不自由しなかったと思いますが、一方の南木曽方面では、アメリカに端を発した金融恐慌により生糸の暴落を招き農村恐慌時代に突入し、租税の滞納となり昭和7年には欧州にも及んだ金融恐慌により、学校の先生達の給料が半年も遅配になったそうです。

それ以前の大正時代までは、生糸の好景気が続き、借金をしてまで家屋を改造し規模の拡大をした人たちがかなりいたそうです。その後借金をした人たちは困り果て、その土地は他の町村の地主に流れていったそうです。


昭和5年
近辺の歴史については、天下の三菱様の記述がとても参考になります。サブプライムが何処まで行くか判りませんが、素人としては、借金も身分相応な住宅ローン・車程度だけで、当たり前の事をバカ正直にやるだけです。






今晩はこの本を睡眠学習します。
商事さんの社是の「所期奉公」 「処事光明」 「立業貿易」

第一は、創業の理想を示したもので、「国家社会の公益を図るべし。第二は、「手段を選ばず術策を用いて巨利を博すような取引はするな」。第三は、不況対策として国内営業に展開する方針転換はあったが、「事業の根幹である対外貿易を忘れるな」という意味で、今日風に言い直せば、社会貢献、フェアプレー、グローバリズムです。

マロンの父さんも世の中に役に立つ物を実需として作り、姑息な事はせず、外人さん相手の賃貸物に力を入れます。

この記事へのトラックバックURL

※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい