婆ちゃんは海部郡の豊かな濃尾平野で生まれましたから食い物には不自由しなかったと思いますが、一方の南木曽方面では、アメリカに端を発した金融恐慌により生糸の暴落を招き農村恐慌時代に突入し、租税の滞納となり昭和7年には欧州にも及んだ金融恐慌により、学校の先生達の給料が半年も遅配になったそうです。
それ以前の大正時代までは、生糸の好景気が続き、借金をしてまで家屋を改造し規模の拡大をした人たちがかなりいたそうです。その後借金をした人たちは困り果て、その土地は他の町村の地主に流れていったそうです。
昭和5年近辺の歴史については、天下の三菱様の記述がとても参考になります。サブプライムが何処まで行くか判りませんが、素人としては、借金も身分相応な住宅ローン・車程度だけで、当たり前の事をバカ正直にやるだけです。
今晩はこの本を睡眠学習します。