以前から営業していた物件ですが、そこの息子さんたち曰く「あの場所は、持っている何ヵ所かの中で一番良い場所で、思い付きでは作れませんからじっくり考えて・・・・」だそうでした。
勝負に負け他社で作って見えますが、平凡で安易な鉄骨プレハブで、今時4.5畳の部屋まである規格品なんです。道路の斜め前には、別のオーナーにマロンの父さんが作らせてもらったデザイナーズ風マンションが建っています。
2年前も三河で、自分の家のクリスマスイルミネーションにTV局が取材に来たとか欧州タイルが・・・とか言っていた方が、鉄骨プレハブで旧タイプ在庫一掃セールのような建物を実際に作られてビックリしましたし、今でも空室があり入居募集の旗がひらめいています。
両者の共通点は、仲介評者に勤務したことがあったり、建物基礎会社に勤めたりで全然建物の事が判らないわけではなく色々考えますが最後は面倒になるのではないでしょうか?どう作っても簡単に重機で壊れる現代の建物を作るのに、さらに最後に壊す事の簡単さまで考えるのは、現状に対する愛情不足の気もしますし、この借り手市場で必死に作らないと完成したとたんに簡単に陳腐化します。
後付け工事