猫龍隆の、気まぐれな日記

中堅企業に勤めていて、ソコソコの経常利益を出し、ちゃんと納税という社会的責任と銀行融資も問題ない状況で商売が出来る状況であるならば、オーナーはゴソッと儲けますから社員の年収は逆算できます。

高コスト体質のビックスリーとミートホープのような詐欺的金融機関が億の報酬を得る自体が見分不相応です。あれだけの報酬を経営者と幹部社員に出すなら、もっと有能な方が幾らでもいます。このアメリカン･ドリームは仲間内でツルんで特権層を形成し、そして既得権を守り抜いて、自分たちだけで陰で甘い汁を吸う。その既得権をまた、自分の子孫たちにしっかりと譲渡していくといういかがわしいかぎりの現実でした。

高額報酬を得たいが為にＩＴバブルを作り出し、それも崩壊したので返済余地の無い人まで理由付けをして融資をし餌食にしました。

アメリカ・インディアンの教えはすべて、地球はひとつの生命体で、そこに生きる生き物は、草木も動物も人間もすべてはかかわりあっている、という悟りに基づいているのです。この高度な文明を滅ぼしただけで何も学習していないから、このような現実になりました。

去年のボーナスは会社にチョロマカされ、昇給分でリボ払いのように少々補填されました。

来年からは、きびしい経済情勢を見越し月給は減給、ボーナスについては以前のような成果主義とは絶対に言わないでしょう。

経営者も色々な方便品を使いその場しのぎをします。欲の無いマロンの父さんはこの居心地の良さが全ての幸せと災いになっています。しかし、敵の出方は判っていますから自助努力をします。