韓国と北朝鮮という他国の手によって作られた人造国家はある目的の為に生み出され、その存在の継続が許されていました。
それが何かというと
朝鮮半島の周辺諸国のいずれも戦争当事国となって自国領内での戦災を望まないがゆえに出来たのが半島を半分に割ってそれぞれを東西が後押しする事によって戦争被害は半島の中だけでねという思惑です。
これが冷戦時の朝鮮半島の存在理由でした。
時は流れ共産勢力が自壊した事により東西冷戦は終わり、朝鮮半島はその役割を果たすことなくこのまま継続するかと思われましたが、かつてのソ連に代わって中国が対アメリカの急先鋒に名乗り出てきました。
そうすると朝鮮半島の役割も再浮上してくるのですが、ここで朝鮮半島という井戸の底で殺し合いだけする役割の片方である北朝鮮が国民の命と経済発展を墓場に送って核ミサイルというレギュレーション違反の禁じ札を引き当てました。
同時並行で中国は豊富な資金とかつての主人である強権で韓国内部に媚中従北勢力を着々と育てついに国家指導者の席に送り込む事に成功しました。
つまり現状において、朝鮮半島はかつてのような戦争被害担当国家としての役割を成していません。
こうなると困るのは日米、特に日本です。
世界を知らないイキリ蛙な韓国は正常な判断が出来ない状態ですし、中国は内部に不安があっても苛烈な統制をする事によって凌いで衰退よりも成長方向です。
アメリカもいい加減危ないと気づいたのですが、どうにも東アジアの認識に疎いのは100年間変わらないせいで後手後手です。
幸いというべきか日本は韓国と同盟を締結しておらず、押し付け9条のせいで非同盟の隣国の戦争に関与する法がありません。精々在韓米軍への支援物資を送る程度の事です。
逆にそのせいで中国が本気で日本と事を構えようとしていない現状です。(嫌がらせはしてきますけどね)
アメリカは朝鮮半島を手放す気は今のところないようですが、現状朝鮮半島というゲーム盤で有利なのは中国である事は間違いないのです。